ランタンルージュ lanterne rouge

のる、のむ、よむ

霧雨のち曇ときどき晴、BRM907相模原300

予報と異なり*1、さほどの雨とならず天候に恵まれての完走でした。地図読みではPC1からPC2までがちょーきびしーと予測、さてさて、どうだったでしょうか。

スタート〜PC1:身体は若干重かった


雨対策で荷物が多く、今回はシングルボトルでした。

今回も自走でスタート地点へ、いろいろとおなじみの高田橋です。*2到着は7時ごろ、受付、さすがに老舗のあっさりとしたブリーフィングの後、検車を経ておもむろにスタートです。途中、渋滞もあり、霧雨が始終しとしとと、やや不安を感じさせる道中ではありました。ちょっと寒かったくらいで調子もいまひとつ。PC1ではバナナを補給、シューズカバーとレインハットも装着しました。

PC1〜PC2:のぼり、くだり、のぼり、のぼり、のぼり…


トンネル名が見えない…。

さて鬼門の区間です。まずは、初の甲武トンネル越え、上野原へ下ってのR20、です。きついにはきついのですが、予測していたほどでもなく、身体も温まってきたようで、はあはあと、まあ無難にこなします。下りきってすぐ休憩をとればよかったと、いまは思うのですが、勢いでPC2までいっちゃえーとR20をひた走り、そりゃ旦那、無理に決まっていますがな、というわけで、そうだ猿橋だ、で一休み。


日本三大奇矯のひとつだそうです。他はどこ?

売店ではおやきを補給しました。すると別のブルベライダーが。新雛鶴を走行中の方で、猿橋から都留まではコースが重なっていたのでした。お互いガンバリマショウということで再スタート、河口湖を目指します。

交通量の多い上り基調で、貧脚ライダーには楽しくない道程で、しかも途中でBrytonのボタンが物理的に折れる*3という事故もありましたが、富士吉田の商店街で自転車屋のおじさん(たぶん)が「ブルベ何キロ?」「(ブルベ、知ってるのか。すげー。)300kmです」「がんばれよー」と応援してくれたのはうれしゅうございました。という次第でどうにかこうにか2:20頃PC2到着です。間に合ってよかったー。


お見苦しいものをスイマセン。

今回レシート回収でよく覚えていないのですが、ここでは卵丼的な弁当を補給、レインハットはここでしまったのかな、いつも通り、足親指と膝にぷしゅーと鎮痛剤を噴射して出発です。

PC2〜PC3:下り基調なのに


たそがれる富士川。このあたりの景色はいいですねえ。

富士五湖をいくつかはしごして、本栖みちの激坂を下り、富士川沿いを楽しく下ります。とだけ書きたいのですが、下り基調の上り返しが本当に苦手で、特にK398の最後の上りと、蓬莱橋から富士宮へ抜ける途中の峠*4ぐだぐたになりながらPC3へたどり着きました。ここではびしっと塩カルビ弁当(小)を補給です。効くような気がするんよ、という次第。

PC3〜ゴール:ここからが本番です


RNC7は今回も大活躍でした。

ここからは(とっくにですが)ナイトラン&上りです。PC3のセブンイレブンからこれから上る道が見えるという素敵なレイアウト…。あのう、士気がですね、いやその。ええい、出発だ。

どこまで続くのよこの坂道は、脳内で何度つぶやいたことか。ただただぜーはーぜーはーと暗闇の中ペダルを回し続けます。途中抜かれたり・抜かれたり*5で単独ではなかったのが救いでした。これで今回はマイルドだったらしいという…。

さて、富士サファリパーク手前のあたりが頂上、あとはどーんと下って、裾野・御殿場、そして松田とゴールが射程圏内に。途中R246でミスコースとか、善波峠は上りの意識なくトンネルに到達していたとか、休憩のCVSでホットコーヒーがなかったとか、多少はありましたが、まあ通常の範囲内かと。むしろコースの最後に、短いとはいえ激坂が待っていたのには主催者のふかーい愛情を感じました…。

最後の最後、トレインにも乗せてもらい、望外のタイム、1:29のゴールでした。なんだかちょっと出来すぎです。ゴール後はおやつを頂戴して、参加者の方と少し話をして帰宅しました。帰路、相模川から北里大学方面への上りがかなーりつらかったのは秘密にしておきたいところではあります。

まとめ

今回、サイコンによれば距離302.27km、走行時間14:33.29、平均速度20.5km、獲得標高3,430mという結果でした。現在の実力を考えればよく走れたのではないかと思います。余裕のなさなどはあいかわらずですが、これは脚力と経験次第でしょう。足親指痛も少し改善できたみたいですし、気にし過ぎず、完走を寿ぎたいと思います。*6

次回は、今年のラスト、定峰200です。みなさま、どうぞよろしくお願い致します。今度は少しは余裕があるかな。

*1:降水確率100%ではなかったのでハズレというわけでもないのでしょうけれど。

*2:子供のサッカーとか、いつも通るコースだとか。

*3:モードボタンが折れるという…。ボールペンの先でつつくとモード切替は可能だったので致命傷ではありませんでした。ということにしておきます。

*4:もう夜でよくわからなかったのですが、かなり上ったような。

*5:抜いたり、ではありません。

*6:反省点をひとつだけ。ヘルメットのヘッドライトの電源(単三電池)が落ちたのですが、予備を用意しておらず、また残りの距離が短かったとはいえCVSで購入もしなかったのはいただけません。結果オーライとはいえ、実際必要でしたので。