ランタンルージュ lanterne rouge

のる、のむ、よむ

峠峠峠…BRM927西東京200柳沢峠

それにしても貧脚には厳しいコースでした。まあ、それでも完走は完走ということで喜んでいますですよ。

スタート〜通過チェック〜柳沢峠


津久井湖ダムサイト広場からのスタートです。ここまで15kmくらい。AJたまがわのYさんにごあいさつ頂きました。ありがとうございます。日蔭のせいもあり、少々寒く感じました。

通過チェックの7-11奥多摩古里店までが今回唯一の平坦区間。個人的なポイント*1を通過しながら、淡々と回します。思ったよりというか思った通りあまり貯金はつくれず、8:45頃の到着でした。おにぎりなどを補給、また、お腹が張る感じがしてお手洗いへ、パールイズミプレミアムクイックビブパンツはこういう場合に頗る便利です。

奥多摩湖でちょいとミスコースするも、順調に柳沢峠を目指します。どこから本格的な上りが始まるのかきちんと把握していなかったので、ふと気がつくと激坂(当社比)に突入、という次第。ちょっと準備不足でしたね。ぜーはーぜーはーとそれなりの強度を保ちながら、距離と高度を見ながら走るのですが、

なんじゃ、こりゃ。全然進んでないよー。

ぜーはーぜーはーぜーはーが永遠に続くかと。途中で休めばよかった、と後悔したり。涙目になりながら、工事中(砂利は固まっていました)の区間をパスすると漸く峠に到着です。

柳沢峠〜PC1〜御坂峠


峠の茶屋は写真だけです、食事ができるような時間が残る脚が欲しいものですな。富士山もよく見えたのですが、写真にはほとんど写りませんでした。そして、お手洗いでは、疼痛が…。上りでフォームがぐだぐだだったせいでしょう。今回の反省点のひとつです。

スタッフからここで業務連絡あり、下りの工事区間で強烈なギャップあり「飛べるよ」とのことでした。確かに。下りはしかしそのポイントをのぞけば頗る快適、PC1に着いたころには(12:40くらい;親子丼など補給)、うん、もう十分楽しんだ、帰ろうかな、という気分でした。実際100kmなので後は帰るだけなのですが(違うかも)。

子供のころよく来たよなー、などとしみじみとフルーツラインを、しかし風とアップダウンが強烈で(再び当社比)、ひいこらと走りながら、本日ふたつ目の峠へ。初めての御坂みちは、斜度等もさることながら車との並走がひじょうにつらく、もう二度とブルベには出ない、と自分を呪詛しながら、ただ日々、じゃなくて、時間は過ぎていきます。

さすがにギブアップして途中で休憩しましたが、その後の旧道は車もなく快適で、気持ちは快調に走れました。そういえばクラシックカーみたいのが沢山走っていましたが、あれはイベントか何かな。


そして峠に到着、真っ暗な御坂トンネル(写真は振り返って撮ったもの)を抜けると天下茶屋です。月見草はあるのかしら、と顔を上げると、おお!


今回はもうこれで本当にいいのです。

御坂峠〜PC2〜ゴール

天下茶屋で寒さ対策をプラスして、のんびりと出発です。途中、落車した方をヘルプしたり、*2などいうこともありましたが、全体としては混雑する河口湖周辺を経由してただ淡々と下ったのみでした。おなじみPC2の7-11都留井倉店(17:40頃到着)では時間もなく、おにぎり程度の補給。そそくさと暗闇の雛鶴峠を目指して出発です。

ライトは、ハブダイナモ+1なので明るさは余裕だったのですが、向きが、特に下りでいまいちでしたかね。要調整かな。売り切れたあんよは動くはずもありませんが、まあそれなりに。唯一の誤算は後ろにピタリとつく方がいたことで、それ自体は別にかまわないのですが、声を出して歌えなかったな、と。*3

慣れた道なのにちょっとしたミスコースもあり、どうにもしまりませんが、どうにかこうにか19:40頃にゴールにたどり着きました。ふー。受付してもらってようやく終了です。スタッフの皆様、出場者の皆様、本当にお世話になりました。

いつもと異なりゴールからの帰路も結構長かったりするのですが、あまり記憶になく…。

ガーミン先生によると距離201.65km、走行時間10:03:39、平均速度20.0km、獲得標高3783mという結果でした。どうも信じられませんが、よくやったな、ということにしましょう。

*1:日の出ヶ丘病院前を合掌しつつ。

*2:あまり役に立たなかったのですが。

*3:脳内ソングが柳家喬太郎の噺中歌(?)だったので余計に。「書類整理で残業疲れ♪」←検索しないように。